ハーブの豆知識

ジャーマンカモミール

【基本情報】

ラテン名:Matricaria chamomilla , Matricaria recutita
科名と薬用部位:キク科、花
成分:精油(α-ビサボロール、カマズレン等)、マトリシン、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)


【学名の由来】

Matricaria → ラテン語のmatrixから由来され「子宮」の意味。婦人病に用いられてきた。
recutita → ラテン語のrecutioから由来され「打ち返す」「下に反り返る」の意味。開花時に反り返って咲くことに由来。
chamomilla → ギリシャ語chamai(地面のひくいところで) melon(リンゴのように匂うもの)の合成語


成分について】

マトリシン → 加水分解、脱水、脱炭酸を経て → カマズレン(消炎物質)
マトリシンはセスキテルペンラクトン類に分類される化合物です。セスキテルペンラクトン類は3,000以上もの化合物が存在することが確認され、その化合物の多くがキク科に含まれています。それぞれの植物の特徴成分になっており、セスキテルペンラクトン類が複数混ざり合い葉や花に集中して存在する傾向があります。ジャーマンカモミールの場合は「花」に集まり、薬用部位となります。ご自身で育てて生のハーブティーをお飲みになる時は是非「花」をお茶にして味わっていただくとよいです。
また赤ワインやチョコレート等で耳にする「ポリフェノール」という成分は、タンニン類、フラボノイド類、アントシアニン類等に分類され、フラボノイドはさらにフラボン類(アピゲニン)、フラボノール類等に分けられます。アピゲニンには抗炎症・鎮静・鎮痙作用、ルテオリンにはロイコトリエンを生成する酵素を阻害してアレルギーを阻害する作用があります。


【主な作用について】

1)安眠・鎮静
2)鎮痛
3)口内トラブル
4)肌トラブル
5)婦人科系のトラブル
6)消化器系トラブル


【ハーブティー以外の使い方】

*カモミールチンキ*

アルコール40度程度のアルコールに浸出させてエキスを作り、それを入浴剤や化粧水に薄めて使用します。カモミールの有効成分である保湿・消炎効果を引き出し、バリア機能の衰えた肌の炎症を鎮め、しっかりと保湿し、乾燥や外的刺激から肌を守ります。 肌の根本を整えるので健康なお肌へと導く作用が期待されます。20129月、高知大学を中心とした研究で、カミツレエキスのメラニンを生成するチロシナーゼの活性を阻害する効果が確認され、カミツレエキスの美白効果が期待されています。


カモミールにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
私が子どもに読み聞かせる本の中にイギリスの絵本「ピーターラビット」があります。
第一巻“ピーターラビットのおはなし”に出てくる一幕です。大変いたずらっこのピーターは、農作業中のマグレガーさんの畑に入りこみ、レタスやさやいんげんを食べ散らかした後、ばったり出くわしてしまいます。追いかけられますが命からがら逃げ帰り、大きなモミの木の下の家で、どさりと横になり目をつむり…
***************(以下原文)
きのどくに、ピーターは そのばん、おなかのぐあいが よくありませんでした。おかあさんは ピーターをねかして、かみつれをせんじて、ピーターに 1かいぶんのおくすりをのませました。「ねるまえに 大さじに 1ぱいですよ」
***************
お父さんうさぎはマグレガーさんに捕まりパイにされてしまったので、お母さんうさぎは煎じ薬やうさぎたばこで生計を立てているようで、上記の使い方はさすがにプロ!とうなってしまいました。かみつれはジャーマンカモミールのことです。鎮静・鎮痙(お腹が痙攣して痛むこと)・不安感の強い場合、さらにお子さんとなるとまさにカモミール!が選択されるでしょう。またうさぎたばこについては、別のハーブになりますのでまたの機会に。


【ジャーマンカモミールを使ったハーブティー

ビューティースキン
ばら色気分
おやすみの黄色いハーブティー
シバシバ
ぽかぽか
コリパン
ふゆパワーブレンド

ブログ<ハーブ日記>

こんにちは!チーフブレンダーの藤枝と店長の杉浦です。

ハーブのある毎日を自由気ままに綴っていきます。

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