ハーブの豆知識

マリーゴールド

マリーゴールド

【基本情報】

ラテン名:Calendura officinalis
科名と薬用部位:キク科、花部
含有成分:カロチノイド(カロチン、キサントフィルなど)、フィトステロール(タラキサステロールなど)、フラボノイド(クエルセチンなど)0.88%以下、苦味質、多糖類、精油0.12%以下


【主な作用について】

1)発汗作用(風邪のひき始めに)

2)胆汁分泌促進で肝臓の働きを促進



マリーゴールドにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
キク科の植物で鮮やかなオレンジ色の花が咲き、咲いている期間が非常に長いので公園の花壇などによく植えられています。園芸品種は八重の花びらや少し筋の入った変わった色のものがありますが、薬用のマリーゴールドはもっと大きく素朴な容姿をしていて、和名をトウキンセンカと言います。
花びらを薬用部位にしてお茶として飲みますが、正直味はあまり美味しいとは言えません。通常はブレンドして飲むことが多いです。花びらなので成分はすぐに浸出しますが、10分くらい置いたものを飲むと苦み成分が溶け出て、本当に苦くて飲めないほどになります。
作用としてはホルモン系に働いて月経をスムーズにさせたり、生理痛を軽くしていったり、バランスを整えたりしてくれます。また殺菌、免疫アップ作用もあるので、風邪の時にエキナセアなどとブレンドして飲むと効果的でしょう。


【マリーゴールドを使ったハーブティー

イガイガ
シバシバ
おやすみの黄色いハーブティー

パッションフラワー

パッションフラワー

【基本情報】

ラテン名:Passiflora incarnata
科名と薬用部位:トケイソウ科、地上部の全草
含有成分:フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、インドールアルカロイド0.01〜0/09%(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体0.01%(ジノカルディン)


【主な作用について】

1)抗不安作用

2)緊張の緩和

3)安眠作用



パッションフラワーにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
パッションフラワーはその名の通り花を薬用部位に使います。パッションフルーツを連想する方がいらっしゃるかもしれませんが全く別物です。ハーブティーに使用するパッションフラワーはチャボトケイソウで、フルーツの方はクダモノトケイソウと言います。この植物は蔓性植物で、ハーブティーをよく見るとクルッとした蔓が入っていたり、細い紫の花を見つけることができます。
作用としては、ハルマン、ハンモールという独特の鎮静部質が神経系に働いて気持ちを落ち着かせてくれます。運転にはご注意!というほど眠気が出る方もいらっしゃいますが、ブレンドティーで少し飲む程度ならそんな心配もないと思います。
パッションフラワーは本当に時計のような形の面白い花が咲き、ぐんぐん大きくなる育てやすい植物ですが、地下茎で伸びていきますので地植えの場合は広がりすぎにご注意ください。


【パッションフラワーを使ったハーブティー

ハッピーモア
ほっとスマイルティー
リラックスフォレスト

マロー

マロー

【基本情報】

ラテン名:Malva sylvestris
科名と薬用部位:アオイ科、花部
含有成分:粘液質10%、アントシアニジン(デルフィニジンなど)、タンニン


【主な作用について】

1)喉の粘膜保護(咳のつらい時、痰が絡む時、タバコの吸いすぎ、喉の乾燥)



マローにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
マローは別名ウスベニアオイと言われるアオイ科の植物です。鮮やかなブルーベリー色をしているので、ブルーマローとも言われます。味はほとんどないですが、何しろその水色が綺麗でびっくりします。ハーブティーにお湯を注ぎ静置しておくとブルーが長続きし、カップを振ってしまうと色が茶色にパッと変化する面白い性質を持っています。また、お湯より水出しにした方が色を長持ちさせることができます。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、さらにレモン汁を垂らすとピンクに変色するというとっても楽しいハーブです。
マローの作用ですが、粘液質の成分を含有していて、長く浸出させておくと薬用部位の花びらがヌルヌルしてきます。他のハーブティーよりもトロッとした飲み口を実感していただけるのではないでしょうか。この成分がカラカラの喉に浸透して膜を作り潤してくれるのです。咳やたばこの吸いすぎ、エアコンの乾燥によるイガイガなどに効果的でしょう。


【マローを使ったハーブティー

イガイガ
朝スッキリ
ほっとスマイルティー
春さわやか-カフンバイバイ-

ジンジャー

ジンジャー

【基本情報】

ラテン名:Zingiber officinale
科名と薬用部位:ショウガ科、根茎
含有成分:精油2.5〜3%(ジンギベレンなど)、辛味成分0.6〜1%(ジンジャロール、ショウガオール)


【主な作用について】

1)発汗作用

2)消化器系の働きを回復(腹部膨満感、吐き気、ガスが貯まる、食欲不良)



ジンジャーにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
ショウガは日本人になじみのある植物で、お茶だけでなく炒め物、スープ、ソースと様々な使い方で親しまれていますね。食用のショウガは生で使うことが多いですが、ハーブティーにするときは乾燥したものを用います。実は生と乾燥したものとでは成分が異なることをご存知でしょうか?生のショウガにはジンジャロールという成分が含まれていて、手や足の末端の血管を広げて血流を良くしポカポカさせる効果があります。でも末端に熱を送り出すため、深部体温はやや下がってしまうのです。それを補ってくれるのが乾燥ショウガに入っているショウガオールです。乾燥したものにはジンジャロールもショウガオールも入っているので、体の末端も深部もどちらも温めてくれます。冬だけでなく、通年の冷え性の方には強い味方になるハーブがジンジャーなのです。実際にジンジャー入りのハーブティーを飲んでから外出すると体の芯までポカポカを感じ、寒さに肩をすくめて歩くことがないように思います。
飲み方としては、シングルで飲むよりもブレンドティーとして飲むのがオススメです。免疫力強化のエキナセアと一緒に飲むと風邪予防にもなって一石二鳥と愛飲している方がいますし、紅茶と合わせて飲む方も多いですね。薬用部位が根っこなので、浸出時間は長めの5分以上でお願いします。しばらくすると白っぽく濁るような水色になり、ジンジャー成分が溶け出ているのがわかります。


【ジンジャーを使ったハーブティー

コリパン
ウェイトコントロール
ぽかぽか
メタボリック
飲み過ぎデトックス
トータルビューティー

ダンディライオン

ダンディライオン

【基本情報】

ラテン名:Taraxacum officinale
科名と薬用部位:キク科、根部
含有成分:炭水化物(イヌリン:春季2%、秋季40%)、フィトステロール(タラキサステロール)、苦味質(タラキサシン)、フェノール酸(カフェ酸)、ミネラル(カリウム、カルシウム)、その他


【主な作用について】

1)母乳分泌の促進作用

2)利尿作用(二日酔い、むくみ)

3)肝臓強化(コレステロール低下)



ダンディライオンにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
ダンディライオンはセイヨウタンポポの根っこの部分をお茶にして飲むハーブティーです。以前、畑仕事をしている知人にこのセイヨウタンポポを根っこごと持ってきてもらい、自家製ダンディライオンを作ったことがあります。タンポポの立派な根はまるでゴボウのようで、皮を削いて天日干しにして、最後にフライパンで炒って完成させました。その味はそれまでに飲んだダンディライオンの中で一番美味しく、思わず自画自賛してしまった記憶があります。農家さんにとっては雑草のような邪魔者のセイヨウタンポポなので、いただける機会のある方は、どうぞ手作りでダンディライオンを作ってみてください。ポイントはフライパンによるから炒りで、香ばしさが出るため一層美味しくなるのだと思います。手間はかかりますが、最高に美味しいですよ。
作用としては、母乳で頑張りたいお母さんの応援ハーブだったり、苦味質が含まれているので肝臓を強くしたりします。飲み過ぎた翌日のお茶としても活躍してくれそうです。また、ダンディライオンをこげ茶になるまで香ばしく炒めると、タンポポコーヒーという名前でおなじみのノンカフェインコーヒーになります。チコリというハーブとのブレンドがおすすめです。コーヒーと思って飲むとギャップがありますが、ハーブコーヒーとして楽しく飲んでいただけると思います。


【ダンディライオンを使ったハーブティー

たんぽぽコーヒー
シバシバ
飲み過ぎデトックス
母乳ケア

ルイボス

ルイボス

【基本情報】

ラテン名:Aspalathus lineearis
科名と薬用部位:マメ科、葉部
含有成分:フラボノイド(ルテオリン)、フラボノイド配糖体(アスパラチン)、タンニン、フェノール酸(カフェ酸など)


【主な作用について】

1)抗アレルギー作用

2)アンチエイジング(抗酸化作用)



ルイボスにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
ルイボスは南アフリカ原産のハーブで、ドラッグストア等でも売られているためご存知の方が多いハーブの1つかもしれません。見た目は赤褐色の針のような変わった形状ですが、これはルイボスの葉にあたります。お水の代わりにルイボスティーを出している飲食店もありますが、油っぽい食事の後はお口の中がスッキリします。
他のハーブと同様ノンカフェインなので、妊婦さんが飲んでいたり、アレルギー疾患の方が体質改善のために摂っていたりすることがよくあります。そして何より抗酸化物質が豊富で、南アフリカの原住民の人々は「不老長寿のお茶」として古くから愛飲している歴史もあります。味の個性は強い方で、少量ですぐにルイボスが入っているかどうかわかります。
飲み方としては、ホットだけでなくコールドでも麦茶代わりに飲めるので、男性やお子さんでもその点では飲みやすいかもしれません。またシングルでも十分に味があるので、冷蔵庫などに作り置きが可能な便利なハーブティーと言えるかもしれません。お口に合えば、きっと長い付き合いの「愛飲ハーブティー」となることでしょう。


【ルイボスを使ったハーブティー

朝スッキリ
鉄分

レモンバーム

レモンバーム

【基本情報】

ラテン名:Melissa officinalis
科名と薬用部位:シソ科、葉部
含有成分:精油0.05%(シトロネラール、シトラール)、シソ科タンニン、フェノール酸(カフェ酸、クロロゲン酸、ロスマリン酸)


【主な作用について】

1)鎮静作用

2)消化器系の働きを回復(腹部膨満感、吐き気、ガスが貯まる、食欲不良)



レモンバームにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
レモンと名のつくハーブはレモングラス、レモンバーベナ、レモンユーカリ、レモンタイムなどいくつもありますが、ハーブティーで用いるのはこのレモンバームやレモングラス、レモンバーベナです。どれも植物学的には全く別物ですが、シトロネラール、シトラールというレモンの爽やかな香りに代表される成分が共通です。この成分は気分を明るくさせたり、鎮静させリラックスさせたりする二面性を持っています。
レモンバームはシソ科の植物で繁殖力はとても旺盛です。私の実家では地植えで栽培していましたが、冬に一度枯れても春になるとそこらじゅうから芽生えて、夏には花を咲かせます。生の葉を入れたハーブティーはフレッシュならではのパワフルな香りで、夏の暑い日の飲み物として最適です。
また、レモンバームはエッセンシャルオイルとしての使い方も有名で、メリッサと名を変えて売られています。メリッサは採油率が低くてとても高価なオイルのひとつですが、その香りも格別です。エッセンシャルオイルとしてはなかなか手の届かないこのメリッサ、まずはハーブティーで香りを試してみてはいかがでしょう?


【レモンバームを使ったハーブティー

コリパン
ズキズキ
くわざさブレンド
ハッピーモア
シャキッと爽快
レモンブレンド
リラックスナイト

ヒース

ヒース

【基本情報】

ラテン名:Erica vulgaris
科名と薬用部位:ツツジ科、花部
含有成分:ヒドロキノン配糖体(アルプチン、メチルアルプチン)、フラボノイド、タンニン


【主な作用について】

1)美白作用

2)利尿作用



ヒースにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
このハーブはエリカという別名が付いていて、冬に園芸店で販売が盛んにされているツツジ科の植物です。可愛らしいピンクベージュの小さな花がたくさん咲き、冬の寒いお庭を暖かな印象に変えてくれるありがたいお花です。
実はこのヒース、味にインパクトがありません。でも、アルブチンという美白成分が入っている貴重なハーブです。もし医薬部外品であれば「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」と効果を記載できる数少ない成分の1つです。
ヒース自体には味がないので、他にも美肌作りにオススメなカモミール、リンデン、ローズなどとブレンドすれば美味しい美白ブレンドが出来上がりますよ。


【ヒースを使ったハーブティー

ホワイトブレンド
ほっとスマイルティー
Princessスリム

レモンバーベナ

レモンバーベナ

【基本情報】

ラテン名:Lippia citriodora(Aloysia triphylla)
科名と薬用部位:クマツヅラ科、葉部
含有成分:精油(シトラール30〜40%、リモネン5〜15%、ゲラニオール1〜6%、ネロール1〜5%、1.8-シオネール3〜6%)、フラボノイド


【主な作用について】

1)消化器系の働きを回復(腹部膨満感、吐き気、ガスが貯まる、食欲不良)

2)鎮静作用(不安感、不眠)



レモンバーベナにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
レモンバーベナは高さ3mくらいの、いい香りのする低木です。白い小さな花が咲き、披針形の黄緑色の葉に強いレモンの香りがします。レモンと同じシトラールという成分が含有されているため、辺りにいい香りを漂わせます。このシトラール配合の香水・化粧品・石鹸は様々なメーカーから販売されており、この香りの人気の高さが伺えますね。東京では冬でもなんとか越冬できますが、もっと寒い地域では室内に移さないと越冬できません。原産地は南アメリカの暖かい場所なので仕方ないですね。この植物は寒さが得意ではないですが、夏になれば挿し木で増やすことができます。その場合、秋にはしっかり根を張らせたほうがいいでしょう。
ハーブティーにする葉は、花が咲く直前の一番芳香の強い時に収穫して乾燥させます。この時期に乾燥して保存した葉は3〜4年芳香が保たれます。葉はお茶にする他に、刻んで鶏肉や白身魚の風味付けに使ったり、ケーキなどのお菓子をレモン風味にするのに役立ちます。レモンバーベナは食欲のない時やストレス過多の時、風邪や生理の時のだるさなどに効果的です。


【レモンバーベナを使ったハーブティー

レモンブレンド
リラックスナイト
リラックスフォレスト

リンデン

リンデン

【基本情報】

ラテン名:Tilia europaea
科名と薬用部位:シナノキ科、花部、葉部
含有成分:フラボノイド配糖体約1%(ルチン、ヒベロシド、ティリロシド)、粘液質3〜10%(アラビノガラクタンなど)、タンニン2%、フェノール酸(カフェ酸、クロロゲン酸)、精油0.02%(ファルネソールなど)


【主な作用について】

1)緊張緩和作用

2)安眠作用



リンデンにまつわる、チーフブレンダー藤枝のショートコラム
リンデンはセイヨウボダイジュの和名がつき、お寺などに見られる菩提樹の木とは少し異なります。この木の葉や花、実をハーブティーに用います。和名にセイヨウの文字がある通りヨーロッパでは大変ポピュラーで、お休み前やストレス過多の時のリラックスティーになっています。
オレンジフラワーとブレンドして飲むのが一般的ですが、もともと「これぞハーブティー」というような優しい味ですので、何とブレンドしてもよく合います。
香りは繊細で、甘いお花の香りが漂います。かつてはリンデンのエッセンシャルオイルが売られていましたが、今は環境保全のため販売している会社が減りました。(成長までに時間がかかるため、木の伐採が問題となっています。)オイルのリンデンは花だけから抽出するため、それはそれは凛とするいい香りがします。その香りは、ハーブティーからもうっすらと漂いますよ。


【リンデンを使ったハーブティー

コリパン
ハッピーモア
ばら色気分
ビューティースキン
秋ブレンド
リラックスナイト
リラックスフォレスト

ブログ<ハーブ日記>

こんにちは!チーフブレンダーの藤枝と店長の杉浦です。

ハーブのある毎日を自由気ままに綴っていきます。

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